ちゃんとした水着といっても、その辺のデパートに売っているなんちゃってMade in Japanの水着より当店の水着の方がずっと高品質です。(私が触って比べてます。笑)
(なぜMade in Japanになんちゃってをつけたかというと、Made in Japanの水着って、日本に連れてこられた中国人や東南アジアの人たちが激安で作っています。中国で作られた中国製と日本で中国人が作った日本製、ほぼ同じだと思います! 詳しくはこちらをご覧下さい。-日本製の水着- 丁寧に日本で作られているというのは怖いくらい嘘でした )
だいぶ昔、ネットでなんと1000円の水着がとても可愛い写真で売っていたので、仕入れた売れるかな?と思って試しに買ってみた水着がありますので、それと並べて比べました。
ちなみに1000円とは降ろしの値段なので、Baseなどでプチプラの水着を販売している人が2000円-5000円前後で売っている物です。
正直恥ずかしくて着れるような品質ではないのが私の感想ですが、写真で伝わるでしょうか?
今回はコロンビア製のLuli Fama とペルー製のCapittana(定価どちらも約22000円前後)と比べました。
生地はプチプラの方がゴアついた厚みがあります。ミシンで縫った部分が縮まって、ギャザー入りみたいになっていますが、これはギャザーを入れたくてこうなったわけではないです。
裏地は一応ついていますが、なんとなくきたらなしい印象(笑)偏見でしょうか。ザラザラな感じ。
生地はあまりストレッチが効かない感じで、一度伸びたらベローンと大きく伸びっぱなしになりそうな生地。伝わるでしょうか?
タグなどが一切ないので、何の素材なのか、どこで作られたのかなど、謎です。(フィリピンのです。)
正直、仕入れ値1000円の割にはちゃんと作ったなとは思いますが、やっぱり着る気にはなれない代物。ネットで発注したのですが、もし手に取って見ることができたら、買わないですね。
こちらがCapittana の人気水着。綺麗にタグが縫い付けられていて、一つ一つ手作業で縁取りされています。
クロシェを縫い付けてあるフロント。
裏側です。裏地のキメ細かさが先ほどのプチプラと違います。すべすべした生地でゴアつきがありません。
こちらはLuli Fama
リバーシブルはタグをとって綺麗にひっくり返せるような工夫も施されています。ちゃんと素材も記載。
Luli Famaのゴールドのタグ
縫い目が一切見えない手法での製法です。
プチプラのもう一つの特徴は、サイズ展開がないのが多いですね。
フリーサイズ。
トップはワイヤーなしならフリーサイズでもいけると思うのですが、ボトムは、
ぶかぶかだとダサい着こなしになりますし、ピチピチだとヤバイ着こなしになりますよね。
今回はボトムで比べていますが、トップは中に入っているパットも、プチプラはやばかったです。
パリパリ硬い感じで、着ていて違和感を感じそう。
ストラップがヨレヨレでそこにも品のなさを感じました。
あとよくプチプラのネットショップの注意書きに「チャコペンの跡がある事があります。糸くずの後処理が甘いことがあります。」とありますが、デザイナーズブランドに関してこんな事は一切ないです。
4000円以下で売っている水着は結構やばいと思います。 5000円から10000円くらいのはこれよりちょっと良いはず。
安いのには、ちゃんとわけがあるのです。